クリケットのバッティング③ その他

主に一般的ではない打法について紹介します。

打席の概念がなく、360°どこへ打ってもいいクリケットならではの自由度の高さから、様々なトリッキーな打法が開発されてきています。特にウィケットキーパーから背面は、レッグサイド(オンサイド)側には人数制限があるなどの理由から、一般的には守備に配置しないことから、狙い撃ちができれば、4ラン、6ランと得点を重ねるチャンスと言えるでしょう。

非常に難しく、リスクも高いため、あまり一般的に使用されることはありませんが、クリケットならではの醍醐味を味わえることでしょう。

目次

アッパーカット

頭から上に跳ね返ってきたボールに対して、ボールを避けながら、バットで勝ちあげながら、打っていく打法です。インドの伝説的なバッツマン、サチン・テンドルカールが何度か決めてきていました。

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スイッチヒット

ボールが来る瞬間に、身体の方向を切り替えて打つ打法です。野球とは異なり、打席の概念がないクリケットならではの、自由な発想に富んだ打法と言えるでしょう。オーストラリアの名バッツマン、スティーヴ・スミスが得意としています。

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スクープショット

ボールが来る瞬間にボウラーに対して真正面を向いて、両手でバットを持ちながら、向かってきたボールを下から背後へすくい上げていくショットです。またの名を「ランプショット」など呼ばれます。

ヘリコプター

ヨーカーなど低いボールに対して、下から上へ勝ちあげるようにバットを振り抜く打法です。頭上でバットを振り回す様から「ヘリコプター」と呼ばれています。インドの名選手、MSドーニが得意としていました。

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