クリケットワールドカップ

4年に1度行われるクリケットの祭典「クリケット・ワールドカップ」についてです。1071年に”1日で終わる試合方式”である「ワン・デイ・クリケット(以下ODI)」での試合が行われるようになってから4年後の1975年、クリケットの母国イングランドで始まってから、クリケットの最高峰の世界大会として親しまれています。
予選
参加国は1975年から1987年大会までは、8ヵ国が出場していましたが、1992年は9ヵ国、1996年は12ヵ国と増え続け、2007年には16ヵ国まで拡大したものの、2019年からは10ヵ国と出場枠を減らし、現在に至ります。

出場する国は、開催国は自動的に出場権を獲得します。
予選方式はまずは3つのリーグに分けられます。
最上位リーグの「スーパーリーグ」
2部に当たる「リーグ2」
3部に当たる「チャレンジャーリーグ」
「スーパーリーグ」には、ICC正会員の12ヵ国と、2015~2019年まで行われた「ICCクリケットワールドカップリーグ・チャンピオンシップ」で勝ち上がったオランダが加わり、13ヵ国で変則リーグ戦を行います。「スーパーリーグ」で上位7ヵ国が出場権を獲得します。上位7ヵ国の中に開催国が含まれる場合は、8位のチームが出場権を獲得します。
スーパーリーグを勝ち抜けなかった下位5チームは、最終予選へ進出します。
「リーグ2」では、アソシエーションメンバーの14位~20位の7ヵ国が参加し、上位3チームが最終予選へ、下位4チームが2次予選に進出します。
「チャレンジャーリーグ」では、21位~32位までのチームが参加。2グループに分けられ、各グループ1位が2次予選へ進みます。
2次予選では「リーグ2」の下位4ヵ国と「チャレンジャーリーグ」の上位2チームが参加し、上位2ヵ国が最終予選へ進みます。
最終予選では「スーパーリーグ」の下位5ヵ国、「チャレンジャーリーグ」の上位3ヵ国、「2次予選」を勝ち抜いた2ヵ国の合計10ヵ国でリーグ戦を行い、上位2チームが本大会の出場権を得られます。
本戦
本戦は10ヶ国が総当たり戦でそれぞれ9試合戦います。
リーグ戦での勝ち点は、勝利で勝ち点2、中止や引き分けで勝ち点1、負けは勝ち点0です。
上位4チームが決勝トーナメントへ進出します。
グループリーグの1位と4位、2位と3位が対戦し、勝利したチームが決勝で戦います。
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