世紀のライバル対決!インドvsパキスタン

全てのスポーツイベントの中でも最も激しいとされるクリケットの「印パ戦」。クリケットのみならず、世界のすべてのスポーツの中でも、最も視聴率が高いカードです。

サッカーの「レアルマドリード-バルセロナ」戦のように激しい両国の対戦は「クリケットのエル・クラシコ」とよく呼ばれています。

目次

建国以来の因縁の対戦

インドとパキスタンの関係は、1947年のイギリスによるインド・パキスタン分離独立以来、カシミール紛争、3度の印パ戦争により、非常に険悪な関係であります。両国の国技はイギリスから伝えられたクリケットであり、クリケットでの両国の対戦は「代理戦争」としてみなされています。

両国の対戦は、まさに国の威信をかけた試合であり、両国の代表選手は非常に厳しい重圧に晒されます。負けるようであれば、激しい批判を受けることになり、時折家族までも批判の対象になるほどです。あまりの熱狂のあまり、興奮しすぎてショック死するファンも少なからず存在しており、両国の対戦前後にはヒンドゥー教徒とイスラム教徒の間で小競り合いが起きることがあります。

クリケット屈指の超人気カード

インドとパキスタンの対戦は、歴史的な因縁をはらんでいますが、両国の絶大なクリケット人気が相まって、クリケットのみならず、全スポーツの中でも屈指の人気カードです。

2022年のT20ワールドカップでは、インド-パキスタンが10万人収容の「メルボルン・クリケット・グラウンド(MSG)」で開催されましたが、わずか5分で完売しました。このチケットを買い求めるファンは、100万人近く委たと言われています。

インド-パキスタンシリーズは凍結

1947年にインド・パキスタンの両国が独立後、パキスタンは1948年にICC正会員になり、インドは1952年に正会員になりました。1952年に両国がインドで試合を始めると、デリーで行われた試合にはインドが勝利しましたが、第2戦のラクナウで開催された試合ではパキスタンが勝利。この結果により、インドでは坊有働騒ぎが起こりました。

両国の対戦は、1954年、1960年に開催されるが、印パ戦争の勃発により、開催が中止に追い込まれました。1978年に再開され、約10年間、両国の対戦が行われたものの、90年代からは安全を考慮し、カナダのトロント、UAEのシャルジャなどで開催されました。

1999年に当時のインドの首相、アタル・ビハリ・ヴァジパイの歴史的なパキスタン訪問をきっかけに、両国はホームアンドアウェーでクリケットの国際試合を再開しました。しかし、その年の秋ごろに発生したカシミール地方の紛争「カギビル紛争」により、再び両国の対戦は凍結されました。

ヴァジパイの和平プロジェクトにより、2003年から再び両国の対戦は行われるようになったが、2008年にイスラム過激派が起こしたムンバイ同時多発テロにより、両国の対戦は再び凍結。テロ事件がきっかけにインド政府は、パキスタンとのシリーズを拒否して言います。

両国の対戦は国際大会のみ可能に

クリケットの国際試合では、代表チームがテスト、ワンデイ、トゥエンティ20の3つの試合方式で国際試合を行い、ランキングを競い合っています。テストならば、2年間の変則リーグ戦で優勝チームを決める「ワールドテストチャンピオンシップ」や、ODIではクリケットワールドカップの出場権を争うリーグ戦など行っています。ホームアンドアウェー方式で、片方のチームが対戦国へ訪問して、試合が開催されます。

しかし、2023年現在では、インドとパキスタンの両国のシリーズは行われておらず、アジアカップ、クリケットワールドカップ、T20ワールドカップなどといった国際大会でのみ、対戦が実現します。

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