クリケットのバッティング①　ディフェンスとドライブショット

2020-12-152020-12-16

クリケットのバッティングは、スコアを稼いだり、アウトにならないようにウィケットを守る目的で行います。バッティングが得意であるかどうかは関わらず、バッティングを行う人のことを「バッツマン」「バッツウーマン」など言います。

バッティングの戦術

クリケットのバッティングの目的は、大きく分けて2つ。

「スコアを稼ぐこと」と「ウィケットを守る」ことです。

この両方の目的は矛盾します。ウィケットを倒さないように、バットでガードすることは可能ですが、当てるだけではボールが飛ばず、全く得点を稼ぐことができません。得点を稼ぐためには大きく振りかぶって強打を試みるなど、リスクを背負って打たなければなりません。

球数無制限のテストでは、ウィケットを取られないことを重視するため、ディフェンスは重要視されますが、20オーバー制のT20など球数制限がある方式では、積極的に得点を奪っていくバッティングを求められます。

ゲーム方式や相手の投球スタイル、守備位置などで、打法も変わっていくので、クリケットの奥の深さを感じることができるでしょう。

ウィケットを倒す可能性があるボールに対して、バットで守っていく打法です。低めのボールを守っていくのが「フロントフットディフェンス」で、バウンドが高めのボールを守っていくのが「バックフットディフェンス」と言います。

このショットは、自分にとって打ちやすいボールが来たときに、前足を一歩踏み込んで得点を狙う打ち方です。ボールが浮かず、丁寧に転がして点を狙う打法です。

上の画像の中央の黒点がバッツマンの位置。黒点の上にある白い部分がウィケット。バッツマンが右打ちの場合、打つ方向によって使用されるテクニックが上の図になります。

オフスタンプ（オフサイド側のウィケット）の大きく逸れた方向へ打つショット。

ボウラー方向へ転がしていくショット。

レッグスタンプ側前方へ打っていくショット。

オフスタンプ側前方へ打っていくショット。

オフスタンプ側水平方向へ打っていくショット。

それぞれのドライブショットで浮かせていくショット。

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