2年に1度行われるトゥエンティ20方式によるワールドカップ「T20ワールドカップ」についてです。2007年に第1回大会が南アフリカで開催してから、2024年大会で9回目の開催となります。
次回大会は2024年に西インド諸島とアメリカ合衆国による共同で開催されます。出場国は過去最大の20チームに拡大され、新興国にとっては伝統国と対戦できる貴重な大会であり、世界戦略を企てるICCにとっては、クリケットの間口を広げていく意味合いが強い大会です。
出場国
2024年からは出場国は20チームに増えます。
まずは開催国の西インド諸島、アメリカが出場します。
🏝西インド諸島
🇺🇸アメリカ
そして、前回大会で上位8チームに入ったチームが自動的に今大会も出場します。
🏴イングランド
🇵🇰パキスタン
🇳🇿ニュージーランド
🇮🇳インド
🇦🇺オーストラリア
🇿🇦南アフリカ
🇱🇰スリランカ
🇳🇱オランダ
そして、上記の国以外のチームで、最もICCランキングが高い2ヵ国が出場権を獲得します。
🇧🇩バングラデシュ
🇦🇫アフガニスタン
そして各地域の予選を勝ち上がった8チームが出場権を獲得します。各地域ごとの出場枠はこちらになります。
アフリカ予選 2ヵ国
アメリカ予選 1ヵ国
アジア予選 2ヵ国
東アジア太平洋予選 1か国
欧州予選 2ヵ国
日本は「東アジア太平洋予選」に参加し、東アジア予選を勝ち抜き、現在は最終予選へ進出しています。今年行われる予定の最終予選で1位のチームが出場権を獲得します。日本はフィリピン、フィジー、パプアニューギニアと対戦します。
本戦
本戦では、各グループ5チームずつの4つのグループAからDまで分けられ、各チーム総当たりでグループステージを戦います。前回の2022年大会までは、インドやオーストラリアなどといった強豪国はシードで、2次リーグから出場していましたが、今回の大会からは1次リーグから戦います。
グループステージは上位2チームが勝ち上がり、2次リーグである「スーパー8」に進出します。スーパー8では、各4チームずつの2つのリーグ「グループ1」と「グループ2」に分けられ、上位2チームが決勝トーナメントへ出場します。
決勝トーナメントでは、準決勝でグループ1の1位とグループ2の2位、グループ2の1位とグループ1の2位が対戦します。準決勝を勝ち上がった2チームが決勝で対戦します。
コメント