クリケットのルール

ブログ始めたばかりで、あらゆるところに手をつけながらやっていますが、基礎的なところに触れてみようと思います。

詳しいことは全て「日本クリケット協会」の公式HPにありますので、こちらでは自分なりの表現で軽く触れてみようと思います。

日本では馴染みがないマイナースポーツであるクリケットですが、世界的にはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、インド、パキスタン、バングラデシュ、南アフリカ、西インド諸島など、世界100カ国以上の国々で人気があり、競技人口はサッカーについで2番目と言われています(一節によるとバスケットボールが2位で、クリケットが3位とも)

野球に慣れ親しんだ日本人にとっては、一見クリケットは「分かりづらい」スポーツのように思えるかもしれませんが、実際はさほど複雑なスポーツではありません。

目次

チームの人数

11人

試合に出られるチーム数

2チーム。2チームが攻撃と守備に分かれて行います。
この点では野球と同じです。

試合の勝者

相手よりもラン(得点)を多く奪ったチームが勝利します。

フィールド

wikipediaより

クリケットのフィールドは楕円形。ワンデイインターナショナル(ODI)規格では横130m、縦140mの楕円形で行われます。クリケットではこのフィールドのことを「オーバル」と呼ばれることがあります。

バウンダリー

Australia Cricketより

フィールドの外側の境界線を「バウンダリー」と言います。バウンダリーの外側には観客席があります。フィールダーはバウンダリーに届かないように守らなければなりません。

ピッチ

indiamartより

試合の大半のアクションはこの「ピッチ」と呼ばれる長方形のフィールドで行われます。両端にウィケットと呼ばれる3本の棒が立っており、その片方のウィケットのある場所からボウラーがボールを投げます。その反対側にあるウィケットの前でバッツマンがボールを打っていきます。

クリース

Wikipediaより

ピッチの左右にある長方形のラインが「クリース」と言います。野球で言うバッターボックスとなる場所になりますが、ボウラーの投球するボールを投げた後は、バッツマンは対面側にあるクリースに向かって走っていきます。

ウィケット

3本の棒(スタンプス)と、それを上に乗せて繋げる2本の棒(ベイル)で組み合わせたセットが「ウィケット」と呼ばれます。高さは71cmと決められています。ウィケットは20.17m離れたピッチの両端に置かれます。

ゲームの始め方

コイントス

まずは11人と11人の2チームのキャプテンがコイントスをします。コイントスで勝った方が、攻撃か守備のどちらかを選びます。

守備側

守備側はボールを投げる「ボウラー」がピッチの端に位置し、その反対側のウィケットの奥にボウラーが投げたボールをキャッチする「ウィケットキーパー」が配置します。そして、その他の9人は「フィールダー」として、ピッチのそれぞれに配置されます。

攻撃側

1番から11番まで打順を決めて、1番と2番のバッツマンがバットを持ち、プロテクターをつけて、各ウィケットの手前で配置します。3番以降のバッツマンは、ベンチで戦況の成り行きを見守ります。

ボウラーに対峙するバッツマンが「ストライカー」と呼ばれ、ストライカーの反対側でランナーになるバッツマンが「ノンストライカー」と呼ばれます。

ゲームの進め方

ボウラーはウィケットの後方から助走をつけて、肘を伸ばして、もう片方のウィケットを目掛けて、ワンバウンドさせながらボールを投げていきます。

対するバッツマンは、ボウラーが投げたボールをバットを用いて、ボールを遠くへ飛ばしていったり、ウィケットを守るためにバットで守っていきます。打つ方向は360度どこでも構いません。

攻撃側は得点を狙うべく、バットで遠くにボールを飛ばしたり、あるいはバットでアウトにならないようにします。

対する守備側は、相手のバッツマンをアウトにしたり、得点が増えないようにするため、ボウラーが難しいボールを投げたり、フィールダーが守備配置を変えながら、守っていきます。

バッツマンが全員アウトになったら、攻守が交代します。ワンデイ・インターナショナル(ODI)、トゥエンティトゥエンティ(T20I)など、規定の投球回数が終えると、攻守が交代する方式もあります。

得点の入り方

相手のボウラーが投げるボールをバッツマンが打った後、両端のウィケット側にいるバッツマンが、それぞれ相手側に引いてある線(ポッピングクリース)まで、2人が走り切ると得点(1ラン)が入ります。

バッツマンが遠くまで打った場合、1往復、1往復半、2往復としてもよく、その場合、2ラン、3ラン、4ランと得点が加算されていきます。

打ち損じなどで打球が飛ばなかった場合は、走らなくても構いません。アウトにならない限り、ボールを見逃したり、空振りし続けても構いません。

そして、クリケットには走らなくても得点が入る場合があります。

4ラン

打球を遠くまで飛ばし、ボールがゴロでバウンダリーまで到達すると、4ランが入ります。

6ラン

打球を遠く飛ばし、ボールがノーバウンドでバウンダリーを超えると、6ランが入ります。

アウトの種類

アウトには11種類ありますが、大まかに3つのアウトがあります。アウトになったバッツマンは、このイニングでは2度とバッティングを行うことができません。

ボウルド

ボウラーによって投げられたボールがウィケットに当たると「ボウルド」になります。

コート

バッツマンが打った飛球をグラウンドに落ちる前にキャッチすると「コート」というアウトになります。

ランアウト

打ったバッツマンがピッチの反対側に走ったときに、ポッピングクリースに到着する前に、ウィケットを倒すとアウトになります。

LBW(レッグ・ビフォアー・ウィケット)

ボウラーはウィケットを倒せば「ボウルド」でアウトにすることができますが、ウィケットの前にバッツマンがウィケットに当たるボールに対して、身体(主に足)で止めた場合、バッツマンはアウトになります。

※詳しくは下のリンクへ

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その他、スタンプト、ヒット・ザ・ウィケットなどのアウトもありますが、最初のうちはこの4つを覚えればいいでしょう。

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